NDD方式とOTC(DD)方式って何が違うの?FXの注文方式の違いとは

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国内FXだけをやっていると中々気にすることがない取引方法。

実は、海外のトレーダーには取引方法がかなり重要視されていることをご存知でしたか?

取引方法は大きく分けて2種類あります。

  • OTC方式⇒ディーリング・デスクでディーラーの介入がある
  • NDD方式⇒ディーリング・デスクでディーラーの介入なし

簡単に言うと、この2つ取引方法の違いは「取引にディーラーの介入があるかどうか」です。

理由は後で口述しますが、管理人はディーラーの介入がないNDD方式を採用している業者を選ぶことをオススメします。

それでは、もっと具体的にこの2つの取引方法について詳しく見ていきましょう。

OTC方式

OTC方式

OTC方式(Over The Counter)は主に国内FX業者で主流となっている取引方法。

例えば、業界最大手の「外為どっとコム」やCMでお馴染みの「DMM FX」など、国内FX業者の実になんと57社がOTCを採用しています。

参考:FOREX PRESS

このOTC方式は他にも色々な呼び名がありますが、どれも取引の仕組みは変わりません。

  • 店頭取引
  • DD取引(ディーリング・デスク)
  • 相対取引
  • ノミ取引

OTCでは投資家の注文を間に入ったFX業者が決済します。注文を決済したFX業者は実際に通貨の売買を行いません。これがFX業者の「呑み」と呼ばれる行為。

だから、投資家の注文が利益を生むと注文を呑んだFX業者には損失が生まれ、逆に投資家が損をすれば呑んだ分だけFX業者の利益が増えます。

つまり、OTC方式では顧客とFX業者は利益相反の関係になっているのです。

分かりやすい例え話をしましょう。

【例】競馬の呑み行為

仮にあなたがどうしても今日の競馬で買いたい馬券があったとします。しかし、残念なことにどうしても外せない用事があって自分では買いにいけません。

そこで友人に馬券購入代金と手間賃1,000円を渡して「馬券を買ってきてくれ」とお願いしました。

1,000円を貰った友人は馬券が当たらない確率のほうが高いことを知っています。友人は素直に当たらない馬券を買うよりも、そのまま1,000円をポケットにしまった方が利益になりますよね。

  • あなたが指定した馬券が当たらない⇒友人は馬券購入代金と手間賃1,000円の利益。
  • あなたが指定した馬券が当たる⇒友人は馬券が当たって得られる配当金分の損失。

友人からすれば明らかにあなたが指定した馬券に当たって欲しくありません。当たった配当金の方が馬券購入代金+手間賃1,000円よりも高くなる可能性が高いからです。間違いなく馬券が外れるように呪いを送るでしょう。

一方あなたは馬券が当たれば大きな利益を得る可能性があるのだから、必死に「当たってくれ~!」と祈りますよね。

友人が呑み行為を行った瞬間から、あなたと友人は利益相反の関係になってしまったのです。

最後に競馬とFXの共通項目を整理しましょう。

  • あなた…投資家
  • 友人…FX業者
  • 競馬…為替市場
  • 馬券購入のお願い…注文
  • 手間賃1,000円…スプレッド

そして、友人が馬券代金を馬券の購入に使わずポケットに収めることが、OTC方式でFX業者が行う「呑み行為」と同じです。

OTC方式の問題点とは?

OTC方式を採用しているFX業者は投資家が負ければ負けるほど儲かります。逆に、投資家が勝てば勝つほど損失は膨らみ続け、最終的には倒産まで追い込まれてしまう可能性もあるのです。

それならば、FX業者は投資家をいかに負けさせるかだけを考えるのが当然。

各業者はディーリング・デスク(DD)に凄腕のディーラーを配置しています。このディーラーは利益を出すのが目的です。

そのためディーラーは自らの裁量で以下のようなことを行って利益を出そうとします。

  • 提示価格の決定
  • 投資家同士のオーダーをぶつけ合って相殺(マリー)
  • カバー先に注文を流す
  • リクオート

利益相反の関係になってしまうOTC方式のFX業者がいかに投資家にとって危険であるか分かっていただけたでしょうか?

OTC方式が主流の国内FX業者の取引プラットフォームはブラックボックス

もう一つOTC方式を採用している国内FX業者で気を付けなければならないのが「取引プラットフォーム」です。

国内FXをやっている方であれば周知の事実ですが、各業者で取引プラットフォームが異なりますよね。それぞれの業者が自社開発の独自のプラットフォームを採用しています。

一見特別怪しいことは何もないように思えますが「自社開発」という点に注目しましょう。

自社開発したということは、プラットフォームを自分たちの好きなように操作できるということ。トレーダーの損になるように操作することなど造作もありません。

  • ストップ狩り…意図的にストップ注文を決済
  • スリッページ…注文価格と約定価格に差が生じる
  • レートずらし…実際のレートとずらしたレートを表示

国内業者の独自の取引プラットフォームは完全なブラックボックスとなっており、顧客からは実態を把握することが不可能です。自然と負けるように誘導されていることだって十分にあり得ます。

OTC方式の業者には注意が必要!

投資家が負ければ負けるほど儲かるという利益相反の関係にある以上、OTC方式を採用している業者を使うと「負けさせられてしまう」可能性もあります

国内FX業者はかなりスプレッドが狭いですが、それはスプレッド以外に「客の損失」という大きな収入源を持っているからです。

本来パートナーであるべきFX業者と投資家が利益相反の関係で削り合うとは、なんともやり切れない気持ちになりますね。

ただし、最近ではOTC方式を採用している業者でも理不尽なストップ狩りなどの不正を行わず、真っ当な営業を行っているところも増えてきました

NDD方式

NDD方式

NDD方式(No Dealing Desk、ノー・ディーリング・デスク)は主に海外FXで主流となっている取引方法。

OTC方式と違い、NDD方式では間にディーラーを介さない取引ができます。

投資家のオーダー→FX業者を素通り→カバー先(海外ブローカー、リクイディティプロバイダー)で直接決済

上記のようにFX業者は投資家のオーダーを素通りするため、意図的な不正(スリッページやリクオートなど)は起こりません。投資家のオーダー通りにしっかり約定するのです。

そのためNDD方式が主流の海外FXでは透明性が高く、公平な取引が行われています。

※NDD方式にはSTP取引とECN取引の2種類ありますが、今回はNDD方式についての解説です。

海外FXのECN取引のオススメ業者は?そもそもECN取引って何?

NDD方式では業者の利益はスプレッド(手数料)のみ!

OTC方式ではFX業者が「呑み行為」を行うことで大きな利益を上げていましたが、NDD方式を採用しているFX業者は一体どこがキャッシュポイントなのでしょうか?

実は、NDD方式の収入源は「スプレッド(手数料)」のみ。だからNDD方式を採用している海外FX業者のスプレッドは多少広く設定されています。

上述の競馬の例えで言うと、手間賃だけをもらって、しっかり馬券を購入するのがNDDの業者です。

収入源がスプレッドのみということは、FX業者は投資家に利益を出してもらってドンドン取引してもらう方が儲かりますよね。投資家が負ければ負けるほど、取引量が下がってしまう可能性が高いですから。

つまり、投資家とNDD方式のFX業者は利益相反の関係ではなく、パートナーの関係となります。

NDD方式の海外FX業者ではMT4(Meta Trader4)が普及!

NDDが主流の海外FX業者では、MT4(Meta Trader4)という世界で最も普及し、支持されている取引プラットフォームを採用しています。

自社開発のプラットフォームではないので、各FX業者が意図的にシステムをいじることはできません。そのため、非常に透明性の高い取引を行うことが可能です。

また、MT4さえあればほぼ全ての海外FX業者を同じように楽しめるようになります。スマホ・タブレット用のアプリもあるので、いつでもどこでも取引できるのも大きな魅力の1つです。

安心安全なNDD方式採用の業者選びを!

当サイトで紹介している海外FX業者は全てNDD方式を採用しています。

  • XM(XEMarkets)
  • LAND-FX
  • iFOREX
  • Axiory
  • FXPro
  • TitanFX
  • FXDD
  • Traders Trust

ハイレバレッジが取引の肝となる海外FXでは約定力は何よりも重要視されます。スリッページやリクオートで多額の損失を被る可能性も高いですから。

だから、投資家が安心して透明性の高い公平な取引を行えるように、海外FX業者がNDD方式を採用しているのは当たり前なのです。

OTC方式とNDD方式どちらの業者を選ぶのが賢い?

NDDとDD方式の違い

結局、FXを行う上でOTC方式とNDD方式を採用している業者のどちらを選ぶのが賢いのでしょうか?

管理人は圧倒的にNDD方式を採用している業者を選ぶことをオススメします。

  • OTC方式…投資家とFX業者は「利益相反」の関係
  • NDD方式…投資家とFX業者は「パートナー」の関係

これが全てです。気持ちの良い公平な取引を行うためには、絶対に投資家とFX業者がパートナーの関係である方が良いことは間違いありません。

利益相反の関係だとどうしてもFX業者は投資家を負けさせようとあの手この手を使ってきます。OTC方式の業者は、本当に自分の実力でFXを楽しみたい人の障害となってしまう可能性が高いということ。損をすることはあっても、得をすることはないでしょう。

不自然なストップ狩り、スリッページ、リクオート、レートずらしなどはNDD方式の業者では起こりません。

最大限FXを楽しむのであれば、NDD方式を採用している海外FX業者を選択するのが賢い選択だと言えます。

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