「ハイレバは魅力だけど、海外FX業者って安心して取引できるの?」
「海外FXって詐欺業者が多いって聞くけど…」
本記事では上記のような思いを抱えているトレーダーさんのために、安心・安全に取引できる海外FX業者を見分ける8つのポイントを解説します。
これから業者選びをする前の参考にしていただければ幸いです。
目次
安心して取引できる安全な海外FX業者を見分ける8つのポイント
①金融ライセンスの認可を受けているかどうか
安全な海外FX業者を選ぶ上で、金融ライセンスの有無は必ず確認してください。
金融ライセンスとはいわば”金融業者の運転免許証“のようなもの。
無免許運転の車に自ら乗っておいて、事故ったら文句を言うのは滑稽すぎます。
はじめから金融ライセンスの有無を確認して、信頼できるドライバーかどうかを見極めなければなりません。
またライセンスの権威性・格を問わず、1つでもライセンスを持っていれば一定の信頼はできます。
運転免許証でもグリーン・ブルー・ゴールドの区分がありますが、初心者のグリーンでも一定の信頼はできますよね。
それと同じで”そもそも持っているかどうか“が海外FXのライセンスでも重要です。
【当サイトで紹介している海外FX業者のライセンス一覧】
XM | セーシェル金融庁 |
---|---|
TitanFX | FSPR(ニュージーランド) |
iFOREX | BVIFSC(英領バージン諸島金融サービス委員会) |
Axiory | IFSC(ベリーズ) |
LANDFX | FSPR(ニュージーランド) |
FBS | IFSC(ベリーズ),CRFIN(ロシア) |
TradersTrust | VFSC(バヌアツ共和国) |
Tradeview | CIMA(ケイマン) |
HotForex | FSA(セントビンセント・グレナディーン) |
(※)ライセンス番号と見せかける表記に注意
ライセンスの認可を受けると、必ず認可番号が与えられます。
しかし悪質な業者の中にはこれを利用して、法人登録番号などをあたかもライセンス認可番号のように見せかけるところもあります。
本当にライセンスを保持しているかどうかは、各金融監督機関のHPで調べられます。
②運営歴が短くないかどうか
一定以上の運営歴があることも、業者の安全性の証になります。
運営歴が長いほど”真っ当な運営を続けており、顧客に愛され続けている“証拠です。
今やインターネットが世界中に広がっており、SNSもかなり登場しているので、悪い業者はスグに悪評が広がってしまいます。
実際に悪い業者は運営が始まってスグに、気づけば消えているパターンも多いんですよね。
なので運営歴があるというのは、インターネットが広がった今だからこそ”信頼”として意味があるものになっているわけです。
具体的な目安として、最低2年以上の運営歴があれば大丈夫だと思います。
【当サイトで紹介している海外FX業者の運営歴】
XM | 9年 |
---|---|
TitanFX | 4年 |
iFOREX | 22年 |
Axiory | 5年 |
LANDFX | 5年 |
FBS | 22年 |
TradersTrust | 9年 |
Tradeview | 10年 |
HotForex | 10年 |
③ForexPeaceArmyでscam認定を受けていないかどうか
ForexPeaceArmy(FPA)は世界最大の海外FX口コミサイト。
世界中のトレーダーが、自分が利用した業者の口コミを投稿し続けています。
(今では年間500万人のトレーダーがFPAを訪れるほどです)
そんなFPAで詐欺業者を見分ける指標になるのが”SCAM(詐欺)認定“。
IronFXのscam認定例
FPAではトレーダーからの口コミ評価が著しく低い業者をSCAM業者として認定しています。
実際にSCAM認定されている業者の口コミを見てみても、出金拒否や不正なレート操作等のトラブル報告が多いです。
FPAが独自の基準で認定しているので、SCAM認定されている業者が100%詐欺業者だと断じることはできません。
しかし”火のないところに煙が立たない”のも事実。
安心安全に海外FXを楽しみたいなら、SCAM認定されている業者は避けるべきでしょう。
(※)SCAM認定される業者の傾向
管理人がFPAを見て回った限りだと、SCAM認定されているのはバイナリーオプションの業者がほとんどです。
実際に日本でも一世を風靡しましたが、詐欺行為が横行しておりトラブル報告が相次いでいます。
(参考:「儲かってるのに出金できない!?海外FX取引をめぐるトラブルにご注意」独立行政法人 国民生活センター)
とはいえ、海外FX業者でもIronFXのようにSCAM認定されている業者はあります。
面倒だと思わず、逐一自分で調べてみてください。
ちなみに当サイトで紹介している業者はSCAM認定されていません。
④スポンサー契約を結んでいるかどうか
海外FX業者が有名人や有名チームとスポンサー契約を結んでいるかどうかでも安全性を測れます。
スポンサーをざっくり一言で表すと”広告主”。
海外FX業者とスポンサー契約を結んだ有名人やチームは、海外FX業者の広告塔として働かなければならなくなるわけです。
それほど双方にとって大事な契約になるにも関わらず、もし悪徳行為を繰り返す海外FX業者の宣伝をしてしまった有名人やチームがあればどうでしょう?
当然、業者だけでなく、宣伝していた有名人やチームもボロクソに叩かれます。
そのリスクを考えて、スポンサー契約を結ぶ際には徹底的に企業のことを調べることは容易に想像がつきますよね。
悪質な業者や、噂レベルであっても悪評のある業者ではスポンサー契約は結べません。
つまり現在スポンサー契約を結んでいる海外FX業者は、宣伝してもOKな優良業者ということになります。
【スポンサー契約を結んでいる海外FX業者】
●XM×ウサイン・ボルト
●LANDFX×QUEENS PARK RANGERS F.C.
●HotForex×ティオ・エリナス
⑤受賞歴があるかどうか
海外FX業者がよく”これだけの賞をもらっている証明”として、トロフィーや賞状をHPに載せていますよね。
あれも業者の信頼性を測る上で1つの指標となりえます。
理由は上述したスポンサー契約と同じです。
悪質な業者に賞を与えてしまうと、賞の権威性・信頼性を著しく落としかねません。
確かにモンドセレクションなど、お金を払えば受賞できる確率が高い賞があるのも事実です。
(参考:MONDE SELECTION)
しかし“応募数に対する受賞数が多い=信頼できない”という安易な式は成り立ちません。
明らかに悪質な商品や業者は、事前にチェックして弾いていると考えるのが自然でしょう。
つまり受賞歴が多いほど、数多くの賞の審査で”一定以上の安全性が認められている“と言えます。
(※)スポンサーと受賞歴の多さで資本力も測れる
スポンサー契約を結んだり、賞をもらうにはお金が必要です。
- スポンサー契約⇒契約料
- 賞⇒エントリー料
なので、スポンサー契約を結んでいたり、受賞歴の多い業者は”資本力が高い“とも言えます。
⑥分別管理or信託保全をしているかどうか
海外FX業者が顧客資産を”分別管理or信託保全“しているかも確認しましょう。
●分別管理
業者の運営資金と顧客資産を別々の口座で管理する仕組み。ただし管理者はどちらも海外FX業者。
●信託保全
顧客資産を信託銀行に預け、第三者の監査機関に管理させる仕組み。顧客資産の安全性は最も高い。
信託保全している業者であれば、顧客資産の安全性に関してはなにも問題ありません。
業者が倒産しようが、資産は100%戻ってきます。
一方、分別管理には信託保全ほどの信頼性はありません。
管理している口座は別でも、管理者は同じですからね。
ただ分別管理すらしておらず、運営資金と顧客資産を同じ口座で管理しているよりはマシです。
できる限り信託保全している業者、最低でも分別管理している業者を選ぶと一定の安心感を得られます。
【当サイトで紹介している業者の補償内容】
XM | 全額補償 |
---|---|
TitanFX | 分別管理 |
iFOREX | 分別管理 |
Axiory | 入金額のみ信託保全 |
LANDFX | 5万ユーロ(650万円相当)まで全額補償 |
FBS | 全額保証 |
TradersTrust | 2万ユーロ(260万円相当)まで全額保証 |
Tradeview | 3億5千万円まで全額補償 |
HotForex | 5万ユーロ(640万円相当)までの全額補償 |
分別管理でも信頼できる業者を見分けるポイント
分別管理している業者の中でも信頼できる業者を見分けるポイントがあります。
- 公式HPで分別管理している旨を記載している
- 分別管理先の銀行名(支店名)を記載している
- 分別管理先の銀行の格式が高い
この3つを満たしていれば、いかに分別管理といえどかなり信頼できます。
利用したい業者が分別管理っぽかったら、チェックしてみてください。
例えばTitanFX。
上の画像を見ればわかるように、公式HPで分別管理を宣言しています。
また分別管理先も「National Australia Bank(NBA銀行)」だと明記していますよね。
NBA銀行はオーストラリア最大の銀行で、日本でいうところに三菱UFJ銀行や三井住友銀行みたいなものです。
いかに分別管理と言えど、ここまで公開してくれれば信頼に足ります。
⑦過去にトラブルを起こした情報があるかどうか
過去に悪質なトラブル情報(出金拒否や不正なレート操作・リクオートなど)が出回っていないかもチェックしておきましょう。
残念ながら、1度でも悪質な行為をした時点で、その業者の信頼性・安全性は地に堕ちます。
一度あったことが、二度・三度起こらないとは言い切れませんからね。
なるべく利用しないほうが良いでしょう。
当サイトで紹介している業者は、実際に管理人も利用していますし、過去の悪質なトラブルがないことも確認しています。
安心して利用してください。
トラブルには2種類あることを把握しておこう
業者トラブルの”内容”には注意してください。
海外FX業者で起こり得るトラブルは大きく以下の2パターンに分けられます。
- 明らかに海外FX業者が悪質な行為を働いている
- トレーダー側の不正・勘違いを海外FX業者が取り締まる
1つは明らかに海外FX業者側が悪いパターンです。
トレーダーはルールに乗っ取り正当なトレードをしているのに、業者が出金拒否やレート操作を行います。
今回紹介しているのは、こういう悪質な業者を見分ける方法です。
もう1つは海外FX業者に非がなく、トレーダー側に非があるパターンです。
例えば、
- 業者で禁止されている取引方法で利益をあげた
- 業者のシステムエラーを利用して利益をあげた
- ボーナスを出金しようとしていた
などが挙げられます。
海外FX業者は、それぞれ独自に利用規約を定めています。
トレーダーは最低限、規約に則って利用しなければなりません。
それを破って利益をあげたり、出金しようとすれば、出金拒否や利益取消されるのは至極当然。
実際にXMやLANDFXも、トレーダー側の違反を取り締まった例があります。
⑧実績に見合ったボーナスキャンペーンを展開しているかどうか
進行業者にも関わらず、あからさまに豪華なボーナスキャンペーンを開催している業者にはご注意ください。
ボーナスキャンペーンは業者の利益を削って開催されます。
要するに”業者が稼いでいないとボーナスは出せない“わけです。
実社会に当てはめて考えればわかりますよね。
立ち上げたばかりで資金繰りが厳しい会社でボーナスが出ることはほとんどありません。
出たとしても雀の涙程度なはずです。
FX業者もこれと同じ。
顧客数が少ない新興業者で派手なボーナスキャンペーンが開催されることはまずありえません。
それにも関わらず派手なボーナスキャンペーンを開催している業者があるとすれば、
- ボーナス以外のスペック(スプレッドや約定力)が著しく他業者に劣っている
- 信頼性・安全性の獲得(ライセンス・分別管理)に力を入れていない
- ボーナスで釣って出金拒否など悪質な行為をはたらく予定でいる
といった可能性があります。
確かにボーナスは魅力的ではありますが、安易に飛びつかず「本当に派手なボーナスを無償で打てる力のある業者なのか?」を確認しましょう。
安心して利用できる業者を選んで、取引に集中できる環境を整えよう
実際の取引で利益を上げるには、もちろん海外FX業者のスペック(レバレッジ・スプレッドなど)が1番大切です。
スプレッドがめちゃくちゃ広い業者や、スリッページやリクオートが頻発する業者では勝てませんからね。
ただ”そもそも真っ当な取引ができる業者“でないと話になりません。
いくら稼げるスペックでも、出金拒否されるような業者では”トレードで勝てても負ける”という謎の状況が起こってしまいます。
そんな状況にならないよう、本記事を参考に安心・安全に取引できる業者を選んでみてください。