国内FXをやってきた方が中々海外FXの口座開設に踏み出せない理由の1つが出金だと思います。出金できないといったトラブルの噂が聞こえてくることもありますしね。
しかし、実は海外FXでの出金方法は非常に簡単。
出金方法によっては多少のデメリットもありますが、出金できないといった致命的なものではありません。
今回は海外FXの出金方法について解説していきます。
目次
海外FXの出金方法は入金方法と同じ!
海外FX業者からの出金は入金方法と同一の方法を使用することになります。
⇒海外FXの入金方法は簡単で種類も豊富!小学生でも分かる丁寧解説!
- クレジットカード入金
- 国内・海外銀行送金
- Neteller(ネッテラー)、Paypal(ペイパル)などの電子決済サービス
上記のどれかで入金したら、出金するのも同じ方法で出金しなければなりません。これには2つの理由があります。
- マネーロンダリングの防止
- 入金・出金の名義の整合性の確認
信頼性を高めるために、同じ出金方法になっているということですね。
※Neteller(ネッテラー)を利用した海外FX口座への入出金が終了
2016年9月をもって、日本人の方がネッテラーを利用して海外FX口座へ入出金することができなくなりました。
これは一部の海外FX業者が対象というわけでなく、すべての業者に適用されるので注意しましょう。
ネッテラーといえば世界的な電子決済サービスで、入出金も迅速だったので、利用していた方も大勢いたかと思われます。
それほど便利なサービスが使えなくなってしまうのは、かなり痛いですね。
今後海外FXで入出金する場合には、ネッテラー以外の方法を利用しなければなりません。
クレジットカードによる出金
クレジットカードで入金を行った場合、入金した分がキャンセル扱いとなり出金となります。
クレジットカードで入金した場合はショッピング枠を利用したことになっているので、普段のショッピングで商品を返品したときと何も変わりません。
10万円入金して10万円出金する場合
この場合は入金した10万円分がキャンセル扱いとなり、クレジットカードに返金されるという形になります。もちろん次回の引き落とし日に入金した10万円分が引き落とされることもありません。
10万円入金して15万円出金する場合
FXで利益を出して入金額以上のお金を出金したい場合も根本的には変わりません。
まず入金額の10万円分がキャンセル扱いになり、クレジットカードに返金されます。そして残りの5万円はあなたが指定した銀行口座へと振り込まれるという流れです。
もちろん引き落とし日が来ていなければ、口座から入金した10万円分が引き落とされることはありません。
出金したときに引き落とし日を過ぎていた場合
クレジットカードで出金を行う場合には、出金をしようとしたときに既に引き落とし日が過ぎているということも。もちろん引き落とし日には入金分が引き落とされているはずです。
この場合はキャンセルが翌月に繰り越され、あなたが指定した口座に出金分が振り込まれることになります。この際に手数料はかかりません。
引き落とし日を過ぎている場合でも、問題なく出金できるので安心してください。
海外送金での出金
国内銀行送金・海外銀行送金で入金を行った場合、海外送金で出金することになります。
この出金方法にはいくつかのデメリットがあるのが難点。おそらく多くの方も海外送金によるイメージが強いのではないでしょうか。
海外送金での出金の仕組み
海外送金では海外FX業者から海外の銀行を通して、あなたが指定した国内の銀行口座へと振り込まれます。
この際に入金した口座と出金される口座は同一である必要があるので注意してください。冒頭でも述べたとおり、マネーロンダリングと整合性を図るためです。
海外送金のデメリットとは?
海外送金で出金する場合は2つのデメリットがあります。
- 手数料(送金手数料・為替手数料・受取手数料)が高い
- 着金まで数営業日かかる
1.手数料が高い
海外送金の1つ目のデメリットが手数料がかかってしまうこと。およそ3,000~5,000円ほどかかってしまいます。
ただし、送金手数料は無料の業者がほとんど。その代わり経由銀行の手数料や受取手数料はかかるので注意です。
送金手数料 | その他備考 | |
---|---|---|
XM | 無料 | なし |
LAND-FX | 無料 | なし |
Axiory | 無料 | 出金金額2万円以下の場合 一律1,500円の送金手数料発生 |
iFOREX | 2,000円/回 | なし |
Traders Trust | 無料 | なし |
Titan FX | JPY1,700 | なし |
FXPro | 無料 | なし |
FXDD | 無料 | 月1回まで無料。2回目以降30ドルの送金手数料。 |
2.着金まで1~5営業日ほど時間がかかる
2つ目のデメリットが着金まで時間を要すること。
時差や海外の銀行での確認や手続きの関係上、どうしても着金までに1~5営業日ほどかかります。海外送金で出金する場合は、ある程度時間の余裕を持っておいたほうが良いでしょう。
銀行送金での入出金を選ぶ場合は「送金手数料無料」の業者を利用すべし!
ネッテラーが使えなくなった以上、現状だと海外FXへの入出金はクレジットカードか銀行送金の利用がメインとなってくるでしょう。
銀行送金を選ぶ場合に必要なのが、「送金手数料無料」の海外FX業者を選ぶことです。
銀行送金には大きく2つの送金手数料がかかります。
- 海外FX業者⇒海外の中継銀行(約2,000円ほど)
- 海外の中継銀行⇒トレーダーの国内個人口座(約4,000円ほど)
普通に計算すると合計で6,000円もの手数料がかかってしまう計算になります。
しかしこの送金手数料は、さきほど挙げた送金手数料無料の業者を選ぶことで減らすことが可能です。
「海外FX業者⇒海外の中継銀行」への手数料約2,000円を減らすことができるんですね。
こまめに出金する方にとっては、毎回2,000円のムダな出費がなくなるだけでも、だいぶ変わってくると思います。
銀行送金をメインにする場合は、手数料無料の海外FX業者を選ぶようにしましょう。
【手数料無料のおすすめ海外FX業者】
電子決済サービス(ネッテラー・ペイパル)による出金
※Neteller(ネッテラー)を利用した海外FX口座への入出金が終了
2016年9月をもって、日本人の方がネッテラーを利用して海外FX口座へ入出金することができなくなりました。
これは一部の海外FX業者が対象というわけでなく、すべての業者に適用されるので注意しましょう。
ネッテラーといえば世界的な電子決済サービスで、入出金も迅速だったので、利用していた方も大勢いたかと思われます。
それほど便利なサービスが使えなくなってしまうのは、かなり痛いですね。
今後海外FXで入出金する場合には、ネッテラー以外の方法を利用しなければなりません。
Neteller(ネッテラー)やPaypal(ペイパル)などの電子決済サービスで入金を行った場合も、これまで同様に同じ電子決済サービスで出金することになります。
出金の仕組みとしては海外送金とほとんど変わりません。最終的に振り込まれる口座がネッテラーやペイパルになるだけです。
電子決済サービスで出金するメリット
出金の流れ自体は海外送金と変わりませんが、電子決済サービスの方が優秀です。
- 着金まで1~3営業日
- 手数料が格安
着金までの時間も海外送金より早く、電子決済サービスでの出金は手数料が格安なのがポイント。およそ10ドルほどしかかかりません。
何度か出金する場合、こちらの方がはるかに安くつくのでオススメです。
スムーズな出金を行うために必要なこと
出金方法は入金方法で決まるということは、入金方法の選択が非常に重要になります。
管理人がオススメするのはクレジットカードでの入出金です。
クレジットカード入出金は普段のショッピングと変わらない手軽さで出来ます。
入金した金額以上の利益は銀行送金になってしまいますが、そればかりは仕方ありません。
もしクレジットカードでの入出金に抵抗があるなら、
- 入金⇒国内銀行送金
- 出金⇒海外銀行送金
この方法を利用するようにしましょう。
出金は面倒ですが、入金はクレジットカードと同じくらいカンタンですし、スピーディ。
その場合はムダな出金手数料をできるだけ減らせるように、XMやAxioryなどの送金手数料を一部負担してくれる業者を選ぶのがおすすめです。